SiFiveがデータセンター向けソリューションでNVIDIA NVLink Fusionを採用

2026年1月15日、RISC-VプロセッサIPの主要ベンダーであるSiFiveは、同社の高性能データセンター向けソリューションにおいて、NVIDIAのインターコネクト技術「NVIDIA NVLink Fusion」を採用・統合することを発表した。

プレスリリース

RISC-V プロセッサを提供する企業が「NVIDIA NVLink Fusion」の採用を公にアナウンスするのは今回のSiFiveが業界初。NVIDIAとの協業により実現した「NVIDIA NVLink Fusion」の統合により、SiFiveのRISC-Vコンピュート・プラットフォームとNVIDIAのGPUおよびアクセラレータ間での、コヒーレントかつ高帯域な接続が可能となり、スケーラブルでエネルギー効率に優れたAIインフラの構築が可能となる。

NVIDIAの創業者兼CEOであるジェンスン・フアン氏は、「SiFiveとの協業により、我々は一貫性のある高帯域幅のNVLinkインターコネクトをRISC-Vエコシステムに提供します。」とコメントしており、今回の協業はSiFiveだけではなくRISC-Vエコシステムとの協業と見ていることを示している。

オープン・スタンダードであるRISC-Vのエコシステムが、事実上の業界標準であるNVIDIAのアクセラレータ・エコシステムと「NVLink Fusion」を通じて直接結びつくことで、次世代のデータセンターにおけるRISC-Vベースのチップレット設計やカスタムSoC開発がさらに加速することが予想される。

「NVLink Fusion」の対抗技術としては、2025年にAMD、Intel、Broadcom、Cisco、Google、HPE、Meta、Microsoftらが立ち上げたオープンスタンダード「UALink (Ultra Accelerator Link)」があり、これまでは「RISC-V + UALink/CXL」が反NVIDIA陣営の理想的な構成と考えられていたが、今回のSiFiveとNVIDIAの協業により、UALink陣営は「RISC-Vエコシステムの取り込み」という点でひとつ足場を崩された形になる。

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