2013年の世界半導体市場は前年比4.8%増の3056億ドルで過去最高を記録

2014年2月3日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2013年12月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。


SIAの報告によると、2013年12月の世界半導体売上は前年同月比7.7%増、前月比2.0%減の266億5000万ドルで、今年の2月以降10ヶ月連続で前年実績を上回った。

最終的に2013年(1-12月)の売上合計は、前年比4.8%増の3055億8000万ドルで過去最高を記録。日本を除く全ての市場で5%以上の成長を遂げ、中でも北米市場は前年比13.1%増と際立った成長を見せた。

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2013年世界半導体市場の売上を製品カテゴリ別に見ると、ロジックの売上が前年比5.2%増の859億ドル、メモリの売上が前年比17.6%増の670億ドルと大きく成長、DRAMの売上は前年比33.3%増、NANDフラッシュの売上は前年比8.1%の伸びを示した。MOS micro-ICの売上は587億ドル、アナログの売上は401億ドル、オプトエレクトロニクスの売上は276億ドルだった。

尚、2012年12月時点の予測で2013年の半導体市場の成長率をほぼ当てたのはIDCで、Gartnerも精度の高い予測をしていた。※関連ニュース

2014年の世界半導体市場は概ね3-5%前後の成長と予測されている。

SIA

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2014.02.04 )