Aldecがシミュレータ「Riviera-Pro」に新デバッグ機能、X値伝搬をグラフィカルに分析

2013年11月12日、論理シミュレータ他、各種ASIC/FPGA設計ツールを手掛ける米Aldec社は、同社の高機能論理シミュレータ「Riviera-PRO」のバージョンアップを発表した。


発表によると最新の「Riviera-PRO」バージョン2013.10は、デバッグ環境が強化され新たにX値(不定値)デバッグ・ツール「Cause Finder」が追加された。Aldecによると「Cause Finder」は、グラフィカルなデバッグ・ツールで、RTLおよびゲートレベルのシミュレーションでX値の発生源として考えられる場所をグラフィカルに表示し、その伝搬路を分析することが可能だという。

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※画像はAldec社Web掲載上のデータ

尚、「Riviera-PRO」最新バージョン2013.10では、上記デバック・ツールの他にも複数の新機能が実装され、機能改善、機能強化も施されているとの事。希望者には無償評価版の用意があるようだ。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2013.11.14 )