SynopsysがPCell (PyCell) API技術をIPL Allianceに寄贈
2013年1月22日、Synopsysは、同社のPCell (PyCell) API技術をIPL Allianceに寄贈したことを発表した。
今回Synopsysが寄贈した技術は、同社が昨年7月に買収したCiranova社が開発した技術で、OpenAccessベースのパラメトリック・セル「PyCell」のAPIに関するもの。IPL Allianceは、ツール環境に依存しないオープンかつインターオペラビリティなPDK標準「iPDK」に同技術を活かす。
CiranovaはOpenAccessベースのPCell作成環境「PyCell Studio」を提供していたEDAベンダで、Synopsysと共にInteroperable PDK Libraries (IPL) Allianceの創立メンバーの一員として名を連ねていた。Synopsysは「PyCell」の作成環境であるCiranovaの開発したツール「PyCell Studio」についても無償提供しており、同ツールはSynopsysのWebサイトから無料でダウンロードできる。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2013.01.29
)