Cadenceが検証プラットフォーム「Incisive」をバージョンアップ、検証の生産性を倍増

2013年1月23日、Cadenceは、同社の検証プラットフォーム「Incisive」のバージョン・アップを発表した。


発表によると「Incisive」の最新バージョン 12.2は、シミュレータ・エンジンの性能が約2倍に高められたほか、複数の新機能の実装により検証の生産性を倍に引き上げることが可能となった。

新機能としては、「Incisive Debug Analyzer」と呼ぶデバッグ機能、「Incisive Metrics Center」と呼ぶカバレッジ・データ解析機能、低消費電力モデル機能、フォーマル解析による自動化されたレジスタマップ検証機能などがあり、これら機能追加と合わせてミックスシグナル検証の性能向上や、エミュレータ「Palladium XP」のサポート機能の強化も合わせて実施されたという。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2013.01.24 )