会津大学とCadenceが高位合成技術を取り入れた教育プログラムを共同開発
2012年12月17日、Cadenceは、会津大学と共同で高位合成技術を取り入れた教育プログラムを開発した事を発表した。
発表によると今回開発された教育プログラムは、システムレベル(ESL)設計者の育成を目的とした大学院レベルの教育プログラムで、既に会津大学大学院、コンピュータ構築学講座において同プログラムの授業が開始されているとの事。授業では、Cadenceの「TLM-Driven Design and Verification Methodology」の日本語テキストと高位合成ツール「C-to-Silicon Compiler」ならびに論理合成ツール「Encounter RTL Compiler」が使用され、SystemCのコーディングを起点に高位合成、論理合成を行いゲートレベルのネットリストを生成するという一連の設計フローを体験しながら学習可能。このような高位合成技術を本格的に取り入れた授業は日本初だという。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2012.12.19
)