CadenceのARM AMBA 検証IPを使って検証期間を数ヶ月から数週間に短縮
2012年10月26日、Cadenceは自社の提供するARM AMBA 検証IPの実績をアナウンスした。
Cadenceのアナウンスは、10/30よりカリフォルニア州サンタクララで開催されたARMのイベント「ARM TechCon 2012」に合わせたものと思われるが、Cadenceによると、同社の検証IPソリューション「VIP Catalog」にラインナップされている「ARM AMBA プロトコル用検証IP」を使用して、CEVA、Faraday Technology、HiSiliconなどの複数の企業が検証期間の短縮に成功。CEVAの例では、これまで6か月要していた検証期間を3週間にまで短縮できたとの事。
CadenceはARMとの密接な協業により、既に最新のAMBA 4プロトコルを使用したARM CoreLinkインターコネクトIP向けの検証IPを提供しており、同検証IPを含むCadenceのARM AMBA プロトコル用検証IPファミリはシミュレーション、アサーション、ハードウェアエミュレーションなど各種検証メソドロジに対応している。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2012.10.31
)