書籍紹介:世界で勝負する仕事術 竹内健(東京大学准教授)著、幻冬舎新書
2012年1月28日、幻冬舎より、東京大学准教授竹内健氏の著書「世界で勝負する仕事術」が出版されました。
竹内健氏は、フラッシュ・メモリ、次世代メモリの研究で世界的に有名な東芝出身の研究者で、当サイトでも先日同氏の講演に関する記事を掲載致しました。
今回出版された「世界で勝負する仕事術」は、竹内氏のエンジニア人生が綴られた自叙伝で、タイトル通り、世界で戦うエンジニア竹内氏の仕事に対する取り組み方、思い、視点、戦略、理論などがリアルに描かれています。物語として読み易くまとめられている同書は、同じ半導体の世界に属するエンジニアの方々にとって、きっと良い刺激となるでしょう。エンジニアではない文系の方にもおすすめです。
「世界で勝負する仕事術」
最先端ITに挑むエンジニアの激走記
著者:竹内健(たけうちけん)
東京大学工学系研究科准教授
※竹内研究室ホームページはこちら
定価:本体780円+消費税
新書判並製208ページ、1月28日発売
※アマゾン書籍紹介ページはこちら
内容紹介:
デジカメやiPod、携帯電話などに使われ、生活に不可欠な存在であるフラッシュメモリ。著者は東芝の開発チームの一員として、世界シェア40%の主力事業にまで成長させる技術を確立した。その後、MBAを取得し、半導体ビジネスの最前線で、各国の企業とわたりあう。世界中のライバルとしのぎを削るのが当たり前、毎日が世界一決定戦の世界で働き続けるとはどういうことなのか? 異色のエンジニアが初めて語る仕事論。理系・文系問わずグローバル人材が求められる時代へのヒントが満載。
内向き志向じゃつまらない。元気が湧く仕事論。
■会社が認めないなら、世界で認めさせてやる
■誰も注目していない分野、歴史の浅い分野をねらう
■半導体は「走りながら考える」ビジネス
■自動車、電機・・・・・日本の強みを放棄してはいけない
■「ドラえもんがいたらいいな」から始まる技術開発
■勝ち残るのは、見る前に跳んで、たくさん失敗した人
◆◇◆読者プレゼント◆◇◆
当選者発表:大手セットメーカー勤務 ハード設計者 山村様
コメント:「画像処理関連の設計をしています。将来の起業に向けて参考になればと応募しました。よろしくお願いします。(当選しなくても購入の予定です)」
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2012.02.02
)