富士通セミコンダクターがMentorの物理検証/DFMツール「Calibre」の利用を拡大
2012年01月24日、Mentor Graphicsは、富士通セミコンダクターが同社の物理検証およびDFMツール「Calibre」ファミリ製品の利用を拡大したことを発表した。
発表によると富士通セミコンダクターは、最先端プロセスでの全ての製品開発(アナログデジタル)にあたり、設計フローに「Calibre」の最新の物理検証機能とDFM機能を採用。具体的には、主に下記機能を用いる事で先端プロセスでの複雑な設計の効率化を図るとしており、中でも「Calibre SmartFill機能」の必要性を重視しているようだ。
・「Calibre Pattern Matching」:リソグラフィ・ホットスポットやその他のデザインルール・チェック(DRC)違反を迅速に識別する
・「Calibre Automatic Waivers」:DRC中の自動疑似エラー除外機能を提供
・「Calibre PERC」:信頼性検証のための電気的チェックを実行
・「Calibre SmartFill」DFMのための高度なタイミング・アウェア・フィルを実現する
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2012.01.24
)