仏Magillemと米GreenHillsがソフトウェアのデバッグでインテグレーション

2012年2月21日、IP-XACTベースのESLソリューションを手掛ける仏Magillemと組込みソフト開発環境の大手米GreenHillsは、両社ソリューションのインテグレーションを発表した。


発表によると両社は組込みソフトウェアのデバッグ向けのソリューションとして、GreenHillsのIDE「MULTI」とMagillemのIP-XACTベースのツールをインテグレーション。具体的な製品名は挙げられていないが、MagillemはハードウェアIPのメタデータ記述仕様IP-XACT(IEEE 1685)にフォーカスした各種ツール群を提供しており、今回のインテグレーションでは、GreenHillsの「MULTI」でソフトウェアのデバッグを行う際に、Magillem環境からハードウェアのレジスタやビット・フィールドなどの情報を直接参照できるようになるようだ。

Magillemは、IP-XACTモデルを作成するツールやIP-XACTモデルから各種モデルを生成するツール、IP-XACTモデルを用いたシステム設計ツール、レジスタ管理ツールなど、様々なIP-XACT関連ツールを提供している。

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※画像はMagillem環境のイメージ図


= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2012.02.22 )