ベースバンド・プロセッサーのSpreadtrum CommunicationsがArterisのIP「C2C」を採用

2011年11月4日、SoCインターコネクト設計ソリューションを手掛ける仏Arterisは、 ベースバンド・プロセッサーを手掛ける中国ファブレス・ベンダSpreadtrum Communications社が同社のIP「C2C(Chip to Chip Link IP)」 を採用した事を発表した。
発表によるとSpreadtrum Communicationsは、携帯電話用ベースバンド・チップとアプリケーション・プロセッサの高速通信手段としてArterisのチップ間接続IP「C2C」を採用。「C2C」の採用によりメモリの共有を実現し、メモリの削減=コスト削減に成功したとSpreadtrum Communicationsの担当者は語っている。
Arterisの「C2C」は、TIと共同開発したIPでモデム専用のメモリを無くす低コスト化手段として、多数の携帯チップ・メーカーに採用されている。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2011.11.09 )