FPGAデバッグのInPA SystemsとS2CがFPGAプロトタイピングのデバッグでコラボ
2011年5月16日、FPGAプロトタイピング向けの検証ソリューションを手掛けるInPA Systemsは、FPGAプロトタイピング・ボード・メーカーS2Cとのコラボレーションを発表した。
発表によると、両社のコラボレーションによるFPGAプロトタイピングのデバッグ・ソリューションは、現在のところβ版で今年Q3(7-9月)に正式リリースされる予定。InPAは同ソリューションのデモを5/24上海、5/26北京で開催予定の「SoCIP 2011 Conference」と6/5からSanDiegoで開催予定の第48回DACで展示する。
複数FPGAを搭載した大規模FPGAプロトタイピング・ボードのデバッグを行なうにあたりInPAは、S2Cのボードに備えられたI/Oコネクタを利用して信号やFPGAコントローラーにアクセスし自社の可視化技術「Active Debug」を応用。現在のところ、S2Cの提供するVirtex-6搭載のプロトタイピング・ボード「V6 TAI Logic Module」にてこのソリューションを利用できる。
InPAはつい先日も全く同種のコラボレーションをプロトタイピング・ボード・メーカーDiniGroupと発表したばかり。
※S2C社
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2011.05.17
)