Xilinx売上報告、11年1-3月は前年比約11%増の5億8790万ドル-11年度は計23.7億ドル
2011年4月27日、Xilinxは、2011会計年度第4四半期(2011年1-3月)の売上を報告した。
Xilinxの2011年Q4(1-3月)の売上は、前年同時期比約11%増、前期Q3(10年10-12月)比約4%増の5億8790万ドル。営業利益は前年比8%増、前期比5%増の1億6010万ドルという結果だった。
Xilinxは3月が決算月であるため、2011会計年度の売上合計額を合わせて報告。その額は前年比29%増の23億7000万ドルで過去最高。営業利益の合計は6億4190万ドルで前年比80%増だった。
同社の2011年Q4(1-3月)の売上を地域別に見ると、そのシェアは北米27%、アジア35%、欧州30%、日本8%、分野別で見ると、通信分野47%、FAその他32%、コンスーマ&自動車14%、データ・プロセッシング7%となっている。
製品の分野別で見ると、新製品としてカテゴライズされているVirtex-6, Virtex-5, Spartan-6, Spartan-3A, Spartan-3E の売上が前売上の46%を占めている。今後はこれら新製品カテゴリに28nmFPGAのVirtex-7シリーズも加わることになり、更にはARM搭載FPGA「Zynq 7000」ファミリも追加される予定である。
尚、Xilinxは次期2012年Q1(11年4-6月)の売上は今期の4%増程度と見込んでいる。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2011.04.28
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