日立製作所がLSI/FPGA開発にBluespecの高位合成ツールセットを採用

2011年1月26日、米Bluspec社の高位合成ツールの日本代理店を務めるサイバネットシステムは、日立製作所がBluespecの高位合成ツールセットを採用した事を発表した。
発表によると日立製作所は、同社の通信ネットワーク事業部の通信ネットワークシステム製品に搭載されるLSIおよびFPGAの開発向けにBluespecの高位合成ツールセットを採用。上流設計およびシステム検証にBluespecが利用される。
日立製作所、通信ネットワーク事業部、共通設計本部、本部長 佐藤 英也 氏のコメント:
「我々が、高位レベル合成システム「Bluespec」を採用する目的は、設計品質の確保と生産性の更なる向上にあります。
同じ目的で我々は、以前からC/SystemCベースの高位レベル合成システムを活用していますが、「Bluespec」の言語、およびツールセットに込められた設計の思想・メソドロジは、今我々が直面している問題への解決策をもたらすことを確信すると共に、今後、我々のハードウェア設計力を更に引き上げる作用を持っていると期待しています。」

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2011.01.26 )