リコーが仏DeFacToのRTLレベルDFTツール「HiDFT-SIGNOFF」を採用

2010年11月1日、RTLレベルのスキャン挿入ツールを手掛ける仏DeFacTo Technologiesは、リコーが同社のDFTツールを採用した事を発表した。
リコーが採用したDeFacToのDFTツール「HiDFT-SIGNOFF」は、RTLレベルでスキャンロジックを挿入するDFTツールで、スキャンロジックの挿入をゲートレベルからRTLレベルへと引き上げることでテスト設計の容易化および工数削減を狙うもの。主要ATPGツールやテスト圧縮およびテスト合成ツールと組み合わせて利用することもできる。
DeFacToは、様々なDFTアプリケーションの為のRTL編集プラットフォーム「HiDFT-STAR」も提供しており、両製品ともに今年9月から株式会社アイヴィスが国内代理店として販売している。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2010.11.02 )