国内CASEツール大手のキャッツをNTTデータMSEが買収
2010年4月27日、組み込みソフト開発向けのCASEツール「ZIPC」を手掛けるキャッツは、NTTデータMSEとの資本提携を発表した。
発表によるとNTTデータMSEは、キャッツの発行済株式の63.1%を取得。事実上、キャッツを買収し傘下の子会社とした。
NTTデータMSEは、今回の本資本提携を通じ、CASEツール「ZIPC」の展開で実績を持つキャッツとの協業体制を強化し、自社の次世代型組込みトータルソリューション「BizGrandist™(ビズグランディス)」の拡販を目指すという。
キャッツは、主力製品のCASEツール「ZIPC」のほかに、UMLからのSystemCモデル生成ツール「XModelink SoC Modeler」や「SystemC Debugger」など、SystemC関連のEDAソリューションも手掛けていた。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2010.04.27
)