メガチップスがSpringSoftの検証環境品質測定ツール「Certitude」を採用
2010年3月1日、カスタム設計環境とHDLデバッグ環境を手掛けるSpringSoftは、同社の検証環境品質測定ツール「Certitude」を国内ファブレス半導体ベンダのメガチップスが採用した事を発表した。
メガチップス社、取締役執行役員 第1LSI事業部長、古都 哲生氏のコメント:
「Certitudeはわずか1時間で、コード・カバレッジ製品では検出できなかった検証環境の問題を特定しました。使いやすく、簡単に当社の既存フローに統合することができるため、今後もCertitudeを使用し、さらなる検証効率の向上を図って行きたいと考えています。」
「Certitude」は、SpringSoftが2009年に買収したCertess社の開発した製品で、デザインを直接検証する訳ではなく、「Functional qualification」という手法を用いて、検証環境の品質・信頼性そのものを客観的に評価する。元々はCertess社が検証コンサルティングを行う過程で内製した製品で、既に東芝やSTマイクロ、Juniper Networksなど大手の採用が報じられている。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2010.03.02
)