東芝情報システム、ケイデンスのミックスシグナル設計ソリューションを採用
2009年7月14日、ケイデンスは、、東芝情報システムがミックスシグナル設計環境として、ケイデンスのカスタムIC設計環境「Virtuoso」とデジタルインプリメント環境「Encounter Digital Implementation(EDI)System」の統合環境を採用したことを発表した。
「Virtuoso」と「Encounter Digital Implementation System」の統合環境は、RTLからGDSIIまでに対応するミックスドシグナル設計の統合環境で、論理合成からフロアプランニング、配置、クロック・ツリー合成、タイミング最適化、配線、ECO、サインオフまでを完全に自動化。階層的なアナログ/デジタルのフロアプランニング、配線、電気的解析、ECO、最終のチップ・フィニッシングといった面で従来からの環境よりも高速・高品質な機能を提供してくれる。
東芝情報システムは統合環境の採用にあたり、純粋なデジタル設計、および階層的なミックスシグナル設計のインプリメンテーションにおいて、配置配線とGUIでの解析機能が特に優れていたことを評価。高品質なミックスシグナル・デザインをより短期間で設計でき、チップサイズも削減可能な事を確認しているという。
※同採用事例の詳細は、明日、明後日と開催されるケイデンスのDA SHOW/CDNLive! Japan 2009で発表される予定。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2009.07.15
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