サミット・デザイン、サード・パーティツールのライセンスを獲得>>システムレベルのアーキテクチャ設計を強化
2005年10月3日、サミット・デザインは、米CARDtools Systems社の NitroVP 製品および関連テクノロジーの独占ライセンスを獲得したと発表した。
プレスリリース:http://www.summit-japan.com/press/20051003LicensesNitroVP.pdf
NitoroVP は、バスアーキテクチャ戦略、ソフト/ハードの相互作用、コンポーネントのサイジング、パフォーマンス・ボトルネックなどのSoCアーキテクチャやパフォーマンス関連の問題を解決するために世界の大手エレクトロニクス企業で使用されている。 異なる抽象レベルでのハード、ソフト及びシステムに対し、完全なモデリングおよびシミュレーション環境を提供する NitroVP テクノロジーはOEM顧客に対してIPモデルを展開する機構としても役割を果している。
サミット・デザインの社長兼CEOであるEmil Girczyc氏は、今回の発表について以下のようにコメントしている。
「サミットのSystem Architectユーザは、ソフトウェアアーキテクチャに関するサポートの拡張を求めていた。NitroVP テクノロジーの採用は、その要求を満たすと同時にハード/ソフトのアーキテクチャ仕様を簡素化することができる。また、当社のESLツールへの投資は、システムレベルのアーキテクチャ設計環境の提供に拍車をかけることになるでしょう。」
NitroVP をSystem Architectと統合する事により、サミットはソフトウェア・アーキテクトに対してより高度なアーキテクチャ探索およびパフォーマンス解析機能を提供し、設計品質の向上と再設計の負担や実装までのスケジュール遅れを軽減するという。(プレスリリース要約)
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2005.10.03
)