日立とルネサス、組み込みSoC向け高効率データ転送技術を開発

2005年10月4日、日立とルネサスは、共同で並列リアルタイム処理に対応した組込み用途SoC向け高効率データ転送技術を開発したと発表した。

プレスリリース:http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2005/10/1004c.html

開発技術は、SoCに搭載される複数のIPの処理内容に応じて、IPとメモリ間のデータ転送性能を制御し、高効率の並列リアルタイム処理を実現するもので、SoCのマルチメディア処理時の性能を約20%改善できることを確認したという。本成果は、SoC開発におけるプラットフォーム技術として、様々な製品への適用が期待される。

この内容は、9月18日から米国サンノゼで開催された「米国電気電子学会 カスタム集積回路会議(IEEE Custom Integrated Circuits Conference)」で発表している。(プレスリリース要約)

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2005.10.05 )