テンシリカ、低消費電力の第二世代オーディオ・エンジンを発表
2005年10月6日、テンシリカは、Xtensa LXプロセッサ向けパッケージソリューションとして、コンシューマ用オーディオ機能向けに最適化された第二世代目のオーディオパッケージ、XtensaR HiFi 2オーディオ・エンジンを発表した。
プレスリリース:http://www.tensilica.co.jp/html/press/HiFi2-1006.html
Xtensa HiFi2は、24ビットのオーディオ・エンジンで、Dolby Digital AC-3、QSound LabsのmicroQ、MP3、MPEG-2/4 AAC LCおよびaacPlusTM、WMA (Windows Media Audio)、AMR (Adaptive Multi-Rate speech)など、一般的なオーディオ規格全てに対応した包括的なソフトウェア・エンコーダおよびデコーダ群で、16ビット・オーディオ・プロセッサよりも高い音質を提供することができる。
また、Xtensa HiFi2は、最先端のXtensa LXプロセッサをベースに、第一世代エンジンよりも高速、低消費電力、小面積、柔軟なエンジンとなっており、低消費電力のターンキーソリューションとして、携帯電話、携帯音楽プレイヤー、DVDドライブ、セットトップ・ボックス等のオーディオ機能を必要とする機器用SoCの迅速な設計を可能にする。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2005.10.07
)