セロックシカ、ESLベンダ初ロンドン証券取引所に上場
2005年10月27日、セロックシカは、ロンドン証券取引所(LSE)のAlternative Investment Market(AIM)に上場を認められ、普通株の取引を開始したことを発表した。
セロックシカのシンボルは「CXA」であり、上場により610万ポンド(1090万米ドル)を調達したという。
セロックシカは英国オックスフォード近郊に本社を置く、ESL設計および合成ソリューションのリーディング・プロバイダであり、同社の製品は複雑なエレクトロニクス製品や組み込みシステムの設計、開発に使用されている。
大手調査会社Gartnerによれば、ESLはEDA市場の今後の成長を支える主要な原動力となり、2009年には16億ドル規模に成長する可能性があると予測されており、セロックシカはESLの成功にとって鍵となる技術、すなわちC言語で記述された複雑なアルゴリズム・ソフトウェアからハードウェアへのダイレクトインプリメントを実現している。
■セロックシカのCEO、フィル・ビショプ氏のコメント:
「セロックシカの可能性が投資市場にも認められたことを嬉しく思います。AIMへの上場はセロックシカの経営戦略にとって重要な節目です。デジタル・エレクトロニクスの複雑化と開発スケジュールの厳しい短納期化が弊社の設計ソリューションに対する需要の拡大につながっており、この傾向は今後も継続することが予測されています。」(プレスリリース要約)
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2005.10.29
)