【EDSF2006】イノテック>>Beach Solutions、ChipVisionのESLツール
パシフィコ横浜で開催中のEDSFair2006で目にした、イノテック社のブース。
イノテックのブースでは、1月26日付で新たに代理店契約が発表された、米Beach Solutions社の製品をはじめ、計9社のEDA製品が展示されていた。
米Beach Solutions社は、「EASI(イージー)Tools」というESLツールの製品ラインナップを展開するEDAベンダ。同社の製品群を用いる事によって、SoCのシステム仕様のルールチェック、CのAPI生成、論理合成可能なバス・インタフェースロジックの自動生成、システム全体の設計用ドキュメンテーションの自動生成などが可能となり、仕様の整合性を確認しインタフェース回りの手作業による設計ミスを無くす事ができる。
尚、展示されていた「EASI Tools」のGUIを見たところ、既に日本語に対応していた。
※1月26日発表の米Beach Solutions社関連のプレスリリース:
http://www.innotech.co.jp/back_number/contents/pr060126.pdf
また、米Beach Solutions社の隣では、ドイツのChipVision Design Systems社がシステムレベルの消費電力解析ツール「ORINOCO」を展示していた。
「ORINOCO」は、データパスデザインの消費電力をシステムレベルで解析するツールで、ANSI-CとSysstemCの入力に対応。動作合成ツールにインタフェースするスクリプトファイルを出力する機能も備えている。
日本国内での導入実績は未だ無いが、イノテックが今後力を入れていく製品の一つであるとの事。
※イノテック http://www.innotech.co.jp
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.01.27
)