ザインエレクトロニクス、米Berkeley Design社のPLLノイズ解析ツールをデジタル家電向けマルチメディアICの設計に採用

2006年1月16日、アナログ/ミックスシグナル回路の解析ツールを開発する、米Berkeley Design Automationは、ザインエレクトロニクスがBerkeleyのPLLノイズ解析ツールを採用したと発表した。

ザインエレクトロニクスは、同社の「V-by-One」テクノロジをベースにした 0.18u CMOS SerDes インターフェイス・デバイスに対する詳細なノイズ解析に「PLL Noise Analyzer」を適用。その優れた回路解析技術によって、テープアウト前に厳しいノイズ仕様を達成し、複数のシリコンスピンを免れたという。

ザインエレクトロニクス、第一ビジネスユニット、ビジネスユニット長の岡村氏は、「PLL Noise Analyzer」の解析機能によって、検証TATも劇的に短縮する事ができたと語っている。

※関連ニュース
「米P.A.Semi、65nmPLLの開発に米BerkeleyDesignのノイズ解析ツールを適用」
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=255

尚、Berkeley社の販売チャネルは未だ国内には存在しないが、今月開催される「Electronic Design and Solution Fair 2006」に出展する予定。

※Berkeley Design Automation http://www.berkeley-da.com/index.htm

※ザインエレクトロニクス http://www.thine.co.jp/

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.01.20 )