米TannerEDA、回路シミュレータ「T-SpicePro」をバージョンアップ>>次世代トランジスタモデル「PSP」をいち早くサポート

2006年2月6日、アナログ/ミックスドシグナルIC、フルカスタムIC、MEMESなど幅広いEDAツールを提供している、米TannerEDAは、回路シミュレータ「T-Spice Pro」のバージョンアップを発表した。

「T-Spice Pro」の新バージョンでは、次世代トランジスタモデル「PSP」をいち早くサポートしているという。

PSP(Penn State Philips)モデルは、31社の半導体メーカーおよび回路シミュレータ・メーカーで構成されるトランジスタ・モデルの標準化、実装、利用を推進する業界団体「Compact Model Council」により、昨年12月に採択されたばかりの新しい業界標準モデルで、現在利用されているBSIM3、BSIM4 デルに続く65nm以下の次世代トランジスタ・モデルとして、より高精度な回路解析の実現が期待されている。

※「Compact Model Council」http://www.eigroup.org/CMC/

尚、「T-Spice Pro」は、Windows上で動作する回路シミュレータで、今回発表された「PSP」モデルの他に、BSIM3.3、BSIM4.5、MOSFETにも対応している。

※「T-Spice Pro」の製品概要はこちら 
https://www.eda-express.com/catalog/?m=s&idno=1790010&an=5380

※「T-Spice Pro」の詳細については、タナーリサーチジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.tanner.jp/

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.02.07 )