英TransEDAのカバレッジ検証ツール「Assertain」がPSLをサポート

2006年3月2日、カバレッジを中心としたRTL検証環境を手掛ける、英TransEDAは、同社のカバレッジ検証ツール「Assertain」が「IEEE 1850 PSL」をサポートしたことを発表した。
※PSL:Property Specification Language

プレスリリース:http://www.transeda.com/news/view.php?id=78(英文)

「Assertain」は、今年1月にリリースされたばかりのTransEDAの新製品で、同社がこれまで提供していた検証ツールラインナップ「Verification Navigator」シリーズの後継シリーズ。「Assertain HDL」、「Assertain ABV」、「Assertain VCM」の3製品がラインナップされており、HDLのコードチェックやRTLシミュレーションのカバレッジ解析のほかに、アサーションのチェックやカバレッジ解析、テストベンチの最適化など検証品質向上のための各種機能を備えている。

これまで「Assertain」は、VHDL、 Verilog、SystemVerilogの3種類の言語をサポート。今回のPSLのサポートによってSVA(SystemVerilog Assertions)に加え、PSLアサーションのチェックやPSLアサーションによる検証のカバレッジ解析などにも対応できるようになるという。

尚、PSLに対応した「Assertain HDL」と「Assertain ABV」は既に出荷中。「Assertain HDL」の定価は年間ライセンスで、16000米ドルからとなっている。

※「Assertain」に関する詳細は、日本トランスEDA株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.transeda.com/contacts/asia.php

※「Verification Navigator」シリーズの製品概要はこちら
https://www.eda-express.com/catalog/?m=comp&cn=1880

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.03.03 )