アンソフト、RFIC設計向け2製品をバージョンアップ

2006年3月6日、電磁界解析ツール大手のアンソフトは、「Ansoft Designer」および「NEXXIM」の新バージョン「 Version 3」のリリースを発表した。

関連情報:http://www.ansoft.co.jp/frame.asp?tm=20060315070036

「Ansoft Designer」は、RFICの統合設計環境で、新バージョン3.0では、PlanarEMの解析速度アップ、解析規模の拡大、同社の3D電磁界解析ツール(HFSS)との連携、DRCを含むレイアウト機能の強化、など多くの機能拡張が図られている。

「NEXXIM」は大規模RFICに対応した高速・高精度回路シミュレータで、新バージョン3.0では、ミキサ雑音解析、位相雑音解析、オシレーター解析など新たな解析機能の追加と既存の解析機能が強化されたほか、ケイデンス社のSpectreRFシンタックスのサポートにより、ケイデンスのデザインフローへのインテグレーションも可能となっている。

尚、これら両製品の日本国内の出荷は、今月下旬を予定しているという。

※アンソフト社製品の概要はこちら
https://www.eda-express.com/catalog/?m=comp&cn=1080

※「Ansoft Designer」および「NEXXIM」に関する詳細は、アンフソフト・ジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.ansoft.co.jp

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.03.15 )