アイピーフレックス、ソーバルと共同開発した「FFT開発キット」をリリース>>FFTとIFFTを動的に切り替え

2006年4月25日、アイピーフレックス株式会社とソーバル株式会社は、両社が共同開発した「FFT開発キット」の出荷開始を発表した。

プレスリリース:http://www.ipflex.com/jp/4-corporate_profile/pr_060425.html

「FFT開発キット」は、アイピーフレックスのダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサ「DAPDNA-2」の特長を活かし、16ビット精度の高速フーリエ変換(FFT)および逆高速フーリエ変換(IFFT)を動的に切り替えるシステムを開発するためのキットで、DAPDNA-2の開発ツール、DAPDNA-2を搭載した評価ボード、最適化されたDNAコンフィギュレーション「FFT/IFFTライブラリ」が含まれている。

ソーバルは、ワイヤレス通信技術の研究開発、コンシューマ向け
デジタル製品の開発において高い実績を持つ、ソフトウェアおよびハードウェアの研究開発を行っている企業で、今回アイピーフレックスのパートナープログラムに新たに参加。初の共同開発製品として「FFT開発キット」の「FFT/IFFTライブラリ」の開発を行った。

両社は、今後もFFT/IFFTライブラリ開発を通じたDAPDNAの製品開発強化を図り、ソーバルが強みをもつワイヤレス通信分野、デジタルコンシューマ分野をターゲットに、DAPDNAユーザの開発支援や開発受託を進めていくという。

※「FFT開発キット」に関する詳細は、アイピーフレックス株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.ipflex.com/jp

※ソーバル株式会社
http://www.sobal.co.jp

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.04.26 )