STARC、米Simucad社の「プロセス・デザイン・キット」をアナログ設計フローに採用>>スターシャトルで利用開始

2006年5月22日、STARC(株式会社半導体理工学研究センター)と米Simucad Design Automation社は、両社で共同開発したアナログ設計向けのプロセス・デザイン・キット(PDK)を発表した。

プレスリリース:http://www.simucad.com/news/2006_05_22_01.html(英文)

発表されたプロセス・デザイン・キット(PDK)は、STARCの90nmチップ試作サービス「スターシャトル」で導入されるもので、Simucad社の回路シミュレータ及びアナログIC設計環境で利用可能な、「スターシャトル」向けのSPICEモデル、シンボル、ルール・デッキ、パラメタライズド・セル(P-Cell)などが含まれる。これを利用することにより、「スターシャトル」の顧客は、容易かつ高品質なアナログIP設計環境を素早く立ち上げることが出来るようになるという。

このプロセス・デザイン・キットは、STARCから「スターシャトル」の顧客とSTARCのメンバーに無償で提供され、Simucadの各種アナログ設計ツールは、国内代理店の株式会社シルバコ・ジャパンから販売される。

※「スターシャトル」に関する詳細は、株式会社半導体理工学研究センターにお問い合わせ下さい。
http://www.starc.jp/starshuttle/ShuttleTop.htm

※Simucad社製品の詳細は、株式会社シルバコ・ジャパンにお問い合わせ下さい。
http://www.silvaco.co.jp

※Simucad Design Automation
http://www.simucad.com

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.05.23 )