アイピーフレックス、画像処理に最適化したダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサをサンプル出荷
2006年9月5日、ダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサ(動的再構成可能なプロセッサ)を手掛ける日本のベンチャー、アイピーフレックス株式会社は、画像処理に最適化したダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサ「DAPDNA-IMS」のサンプル出荷を開始した事を発表した。
プレスリリース:http://www.ipflex.com/jp/4-corporate_profile/pr_060905.html
今回サンプル出荷が開始された「DAPDNA-IMS」は、アイピーフレックス最新のダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサで、これまでの製品と同様にシステム動作中でもアプリケーションに応じてチップ内の回路構成を瞬時に変更し、複数の機能をワンチップで実現することが可能。すでに商用製品で利用実績がある「DAPDNA-2」をベースにカスタマイズされたもので、ラインバッファなど画像処理を効果的に実現するための機能が搭載されている。
また「DAPDNA-IMS」は、TE-BGAパッケージの採用によって、量産向けに高いコストパフォーマンスを実現。特殊用途に限らず、OA機器などをはじめとした様々な画像処理アプリケーションの量産に利用することができる。
尚、アイピーフレックスは、今回のサンプル出荷と合わせて「DAPDNA-IMS」に対応した専用開発環境「DAPDNA-FW II v3.0」をリリース。更に「DAPDNA-IMS」の評価ボード「DAPDNA-EB6」の受注も開始した。これらを用いることで、短期間で「DAPDNA-IMS」によるプロトタイピングが可能となる。
※「DAPDNA-IMS」サンプルおよび関連製品に関する詳細は、アイピーフレックス株式会社までお問い合わせ下さい。
http://www.ipflex.com
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.09.06
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