OCP-IP、OCP SystemC TLM Channel Version 2.1.3をリリース

2006年10月18日、オープンコアプロトコル(OCP)の普及団体OCP-IPは、SystemC Transaction Level Monitor (TLM) Channel version 2.1.3. をリリースした。

プレスリリース:http://www.ocpip.org/pressroom/releases/2006_Press_Releases/ocp_releases_systemc_2.1.3(英文)

新たなOCP TLM Channel version 2.1.3は、モデルの相互運用性を改善し、よりシステムレベル・モデリングの生産性を高めるもので、コンフィギュレーションの管理に関する修正を含む幾つかの機能強化が施されている。これにより、設計者はより容易にSusytemCモジュールとOCPポートを接続できるようになり、コンフィギュレーション・エラーを減らす事が可能になる。

尚、今回リリースされたOCP TLM Channel version 2.1.3にも関連するコンプライアンスモデルの研究は、コーウェア、ソニックス、TI、GreenSocsを含む OCP-IP System Level Design Working Groupによって行われたという。

※OCP TLM Channel version 2.1.3に関する詳細は、OCP-IPにお問い合わせ下さい。
OCP-IP 日本語サイト http://www.ocpip.org/japanese

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.10.23 )