ザイリンクス、DSP開発ツール「XtremeDSP」をバージョンアップ>>最新のVirtex-5をサポート
2006年11月8日、ザイリンクスは、DSP開発ツール「XtremeDSP」の最新バージョン8.2を発表した。
プレスリリース:http://www.xilinx.co.jp/japan/j_prs_rls/2006/dsp/06108_v5_j.htm
「XtremeDSP」バージョン8.2は、「System Generator for DSP」と今年買収したAccelChip社の開発した「AccelDSP」で構成されており、ザイリンクス最新のハイエンドFPGA「Virtex-5 LX」および「Virtex-5 LXT」をサポートしている。
FPGAに不慣れなDSPシステム設計者やアルゴリズム開発者でも、「XtremeDSP」バージョン8.2を用いてVirtex-5 DSPアプリケーションを設計すれば、「Virtex-4 LX」に比較して最大40%の低消費電力化、DSP性能における最高10%の高性能化、および大幅な省面積化の達成が可能だという。
「System Generator for DSP」と「AccelDSP」は、いずれもMathWorks社のMATLAB環境からFPGAへのインプリメンテーションのパスを埋めるツールで、「System Generator for DSP」には「FIR フィルタ コンパイラ」、「AccelDSP」には「アルゴリズム検索機能」や「テストベンチ自動生成機能」など、それぞれ特徴的な機能が備えられている。
※「XtremeDSP」バージョン8.2に関する詳細は、ザイリンクス株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.xilinx.co.jp
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.11.10
)