メンター、故障診断ツール「YieldAssist」に新機能追加>>診断ジョブ・サーバーとして大量の診断処理に対応

2006年11月15日、メンター・グラフィックス社は、歩留り向上の為の故障解析ツール「YieldAssist」に、ウエハ・テストで発見された欠陥を大量に診断するための自動化されたサーバー機能を追加したことを発表した。

プレスリリース:http://www.mentorg.co.jp/news/2006/061115.html

「YieldAssist」は、メンターのATPGツール「FastScan」、テストパターン圧縮ツール「TestKompress」から生成された製造用スキャンテストパターンを活用して、歩留りを阻害する欠陥情報を直接読み取り、高度な診断機能を通じて欠陥の原因を特定するツール。

今回メンターは、「YieldAssist」に複数のディレクトリでAutomatic Test Equipment (ATE) のフェイルログを監視し、診断処理の実行とリソース管理を自動処理する診断ジョブ・サーバーとしての機能を追加し、大量の製造テストデータの効率的な診断を実現。診断精度を損なわず、複数マシンでバランス良く診断処理を行い、マシンの管理や処理結果のデータベース構築も可能だという。

※「YieldAssist」に関する詳細は、メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.mentorg.co.jp

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.11.22 )