WiMAXチップのベンチャーBeceem社、マグマ社ツールの導入を拡大>>DFM及びサインオフ精度の検証/抽出ツールを設計フローに追加

2006年12月18日、マグマは、WiMAXチップを手がけるベンチャー米Beceem Communications社が、「Blast Yield TX」、「Quartz Time」、「Quartz RC」の3製品を新たに採用したことを発表した。

プレスリリース:http://www.magma-da.com/c/@x_wVZfZoxEsqs/Pages/PRBeceem1218.html(英文)

マグマによると、Beceem社はマグマのICインプリメンテーション製品群「Blastシリーズ」のフルセット・ユーザで、既に「Blast Create」、「Blast Fusion」、「Blast Plan Pro」、「Blast Power」、「Blast Noise」を使用。今回、設計生産性とQoRの向上に向けて、TSMCプロセス向けDFMツール「Blast Yield TX」、タイミング及びノイズのサインオフ検証ツール「Quartz Time」、サインオフ寄生抽出ツール「Quartz RC」の3製品を新たに導入。社内の設計フローに追加した。

発表によると、Beceem社では既にこれら3製品を用いて、シングル・チップにPHY、MAC機能を統合した高性能、小面積、低消費電力Mobile WiMAX ICのテープアウトに成功。従来のポイントツール・フローと比較して30パーセントも速く実装、サインオフを行い、電力と面積を大幅に削減することができたという。

※マグマ社の各製品に関する詳細は、マグマ・デザイン・オートメーション株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.magma-da.co.jp

※Beceem Communications社
http://www.beceem.com

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.12.19 )