米Intel社がOSCIの コーポレートメンバーに>>SystemCによるESLモデリングを重要視

2007年1月1日、システムレベル記述言語「SystemC」の普及・支援団体であるOSCI(Open SystemC Initiative)は、米Intel社がOSCIの コーポレートメンバーへとアップグレードした事を発表した。

OSCIホームページ:http://www.systemc.org

Intelは、これまでもOSCIの一般会員として、SystemC言語の仕様策定活動に加わっており、特に「TLMワーキング・グループ」には積極的に参加していた。

Intelでは、SystemCによるシステムレベルでのモデリングを重要な戦略の一つとして位置づけており、今回、OSCIにおける会員としての地位をコーポレートメンバーへとアップグレードする事で、より積極的にOSCIの活動(特にTLMの標準化)に関与していくと見られている。

OSCIのコーポレートメンバーは、OSCIの運営役員の派遣が可能な最も地位の高い会員資格で、年会費は25000ドル。今回アップグレードしたIntelの他に下記8社がコーポレートメンバーとして活動している。

-ARM
-Cadence Design Systems
-CoWare
-Forte Design Systems
-Mentor Graphics
-NXP
-STMicroelectronics
-Synopsys

※Intel社
http://www.intel.com

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2007.01.05 )