EDA業界の2006年を振り返る2 >>各種標準化活動、仕様の共通化など業界における企業・団体の動き

2006年、今年1年間でEDA Expressが報じた業界における各種標準化活動、標準化団体、および標準仕様に関連するニュースは下記17件。低消費電力設計フォーマットの標準化に向けた動きは、業界内を大きく2分する形となっており、ケイデンス陣営、Accellera陣営ともに今後の動きに目が離せない。

2006年2月15日:
東芝、NECエレ、富士通、モバイル機器向け擬似SRAMの共通仕様に合意
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=367

2006年3月13日:
ザイリンクス、FPGA向けESL環境の構築と普及を目指し「ESLイニシアティブ」を立ち上げ
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=414

2006年4月11日:
OCP-IP、TLMチャネル仕様バージョン2.1.2をリリース
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=454

2006年5月9日:
OCP-IPに米Jasper Design Automationを含む6社が新たに加入
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=478

2006年5月22日:
ケイデンス、低消費電力設計の課題解決を目指し、業界大手各社と「Power Forward Initiative」を立ち上げ
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=501

2006年6月13日:
富士通、NECエレ、ルネサス、東芝、45nm以降のプロセス技術の標準化に合意
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=530

OCP-IP、OCPプロトコルの機能カバレッジに関するガイドラインをリリース
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=535

2006年6月19日:
シンプリシティ、オープンなIP暗号化メソドロジーを提唱?業界での標準利用を目指す
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=538

2006年7月7日:
サミット・デザイン、ESL設計におけるIPの相互運用に向けて「IPイニシアティブ」をスタート?共通利用可能なTLMの供給を目指す
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=564

2006年9月13日:
Accelleraが新たな低消費電力設計フォーマットの標準化を進める小委員会を立ち上げ
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=662

2006年9月28日:
ESL分野のEDAベンダ2社がOCP-IPの新メンバーに?Bluespec/Digital Dynamics
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=673

2006年10月18日:
OCP-IP、OCP SystemC TLM Channel Version 2.1.3をリリース
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=696

米Accellera、テスト設計ツールの相互運用性を高める標準インタフェースを発表
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=698

2006年10月23日:
シンプリシティ、IP標準化推進団体VSIAに加盟?オープンIP暗号化手法をVSIAに提供し標準化を促進
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=700

2006年11月8日:
米Atrenta、「SpyGlass」の低電力設計向け制約フォーマットをAccelleraに寄与?低消費電力設計フォーマットの標準化に協力
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=723

2006年12月4日:
OSCIが「SystemC TLM 2.0」ドラフト版を公開?PVおよびPVTモデル向けにAPIを拡張
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=769

2006年12月14日:
米Accellera、「検証カバレッジ」の業界標準策定に向けて小委員会を立ち上げ?初回ミーティングに計17社が参加
https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=789

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.12.28 )