OCP-IP、最新のオープンコアプロトコル「OCP 2.2」仕様をリリース
2007年1月10日、オープンコアプロトコル(OCP)の普及団体OCP-IPは、OCP 2.2仕様のリリースを発表した。
プレスリリース:
http://www.ocpip.org/pressroom/releases/2007_press_releases/OCP_2_2_Release.pdf(英文)
発表によるとOCP 2.2仕様では、新たに「EnableClk」と呼ぶ、インタフェースのクロック周波数をダイナミックにコントロールする信号が追加されたほか、外部メモリ上のフレームバッファへのアクセスを最適化する「二次元ブロック バーストシーケンス」、同期設計のための「ノンブロッキングフローコントロール」などOCPインタフェースの構成や検証、機能カバレッジに役立ち、コンプライアンスを高める各種機能が追加された。
今回の仕様策定は、OCP-IPメンバーのMIPS、Nokia、Sonics、 Texas Instruments、東芝を含むOCP-IP Specification Working Groupによって行われたという。
※OCP-IPホームページ
http://www.ocpip.org
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2007.01.12
)