福岡知的クラスター研究所が米eASIC社のストラクチャードASICを採用>>独自技術と合わせて低コスト短TATな開発手法を実現
2007年1月29日、ストラクチャードASICを手掛ける、米eASIC社は、福岡知的クラスター研究所(FLEETS)がeASICの90nmストラクチャードASIC「Nextreme」を採用した事を発表した。
プレスリリース:http://www.easic.com/jp/pdf/eASIC-Fleets-Press-JP.pdf
FLEETSでは、システムLSI関連の研究プロジェクトの一つとして、低コストかつ短納期を実現する新たな設計技術の開発に取り組んでおり、今回、その設計技術の実現に向けてeASICの90nmストラクチャードASIC「Nextreme」を採用。
複雑なワイヤレス・アプリケーションのデジタル処理部分を独自開発したSiP設計技術と製造技術によって、eASICの90nmストラクチャードASICに実装。スケジュール通り予算内で開発を完了し、開発期間の短縮と性能改善を実現。開発したSiP技術の有用性を実証したという。
eASICの、90nmストラクチャードASIC「Nextreme」は、同社第2世代の製品で、第1世代の130nm製品同様、ビアのカスタマイズをEB直描で行なえるため、顧客はマスク代を負担する事無く、低コスト、短納期かつ発注数量の制約を受けずにでチップを手に入れることが可能。量産に向けてマスクをおこす場合でも、必要となるのは1層のビアマスクのみで、低コストを維持できる。
※ストラクチャードASIC「Nextreme」に関する詳細は、eASIC Japan 株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.easic.jp
※福岡知的クラスター研究所(FLEETS)
http://www.fleets.jp
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2007.01.30
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