米Bluespec、ESL設計を加速するトランザクションレベルのIPライブラリをリリース>>再利用性が高くRTL合成も可能
2007年2月5日、SystemVerilog/SystemC両言語対応のESL合成ツールを手掛ける、米BlueSpecは、ESL設計および検証を加速するIPライブラリ「AzureIP」を発表した。
プレスリリース:http://www.bluespec.com/news/IPDesignReuse.htm(英文)
発表によると「AzureIP」は、トランザクションレベルで記述されたシステムレベル設計用のIPで、高速検証を実現すると同時に同社のESL合成ツール「Bluespec Compiler」でRTLへと合成する事が可能。IPをデザインに取り込むための制御ロジックも自動合成できるため、RTL IPのように利用に当たってコード追加など設計者の手を煩わせるような事は無い。
また、「AzureIP」は、構造、機能、タイプによってパラメタライズ可能で、設計者が記述、編集、修正して利用できるため、設計資産としてシステムレベル設計の各フェーズで再利用する事が可能。モジュール、データ型、機能などカテゴリごとに様々なライブラリが用意されており、同社ESL合成ツールの一部として提供される。
※Bluespec社
http://www.bluespec.com
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2007.02.07
)