シノプシス、UPF準拠のローパワー設計フロー確立に向けた計画を発表>>対応ツールは2007年後半にリリース予定
2007年3月30日、シノプシスは、Accellera標準のローパワー設計フォーマット「Unified Power Format(UPF)1.0」に準拠した設計フローを確立するため、ローパワー・デザイン向けのソリューションをエンハンスしていく計画であることを発表した。
プレスリリース:http://www.synopsys.co.jp/pressrelease/2007/20070329.html
発表によるとシノプシスは、UPF準拠のローパワー設計フローの確立に向けて、インプリメンテーション環境「Galaxy」と、ベリフィケーション環境「Discovery」、両方のエンハンスを進める計画で、システムレベルでのHW/SWパワー・トレードオフから、検証、インプリメンテーションに渡る一連のフローでUPFをサポートする予定。更に、「DesignWare」のローパワーIP郡も組み合わせる事で包括的なローパワー・ソリューションの提供を目指す。
尚、シノプシスは、UPFに対応した新しいソリューションを2007年の後半にリリースする予定である事を明らかにしている。
ちなみにUPF準拠のEDAツールとしては、マグマが先陣を切って先頃2種類の新製品を発表。対立するCPF(Common Power Format)の方では、一足早く今年1月にケイデンスが各種ツールのCPFサポートを発表している。
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https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=886
※シノプシス社のUPF対応に関する詳細は、日本シノプシス株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.synopsys.co.jp
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2007.03.30
)