メンターの「Algorithmic Cデータタイプ」のダウンロード数が500を突破(企業・団体数)
2007年5月3日、メンター・グラフィックス社は、無償配布しているビット精度のC++データ型「Algorithmic Cデータタイプ」のダウンロード数が企業・団体数で500以上に達している事を発表した。
プレスリリース:http://www.mentor.com/company/news/500companies_acd.cfm
昨年6月に発表されたメンターの「Algorithmic Cデータタイプ」は、C++/SystemCベースのESL設計フローの効率化を目的に用意されたC++の高速データタイプで、これを用いる事によって、ビット精度の動作を正確にモデリングする事が可能となり、シミュレーション速度も他のデータ型(SystemC等)より10倍から200倍高速化することができる。
メンターによるとこの約1年間で、「Algorithmic Cデータタイプ」をダウンロードしたのは、エレクトロニクス企業、EDAベンダ、研究開発組織、学術団体、公共機関など計500以上。同データタイプは、簡潔な構文もその特徴の一つで、C++ユーザであればすぐに習得可能。SystemCよりも使い易いという。
※「Algorithmic Cデータタイプ」に関する詳細は、メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.mentorg.co.jp
※「Algorithmic Cデータタイプ」ダウンロードページ
http://www.mentor.com/products/esl/high_level_synthesis/ac_datatypes.cfm
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2007.05.08
)