【DACレポート】BRION、新製品「Tachyon LAD」をデモ>>もはやその基盤は盤石

第44回DACに出展していた、Brion Technologies社のブースレポート。

Brionは、DAC直前に公式にアナウンスしたばかりの新製品「Tachyon LAD」をデモ。残念ながらデモスイートのみの公開であったが、話を聞いたところ、新製品に対する既存ユーザー各社の反応は上々との事。「Tachyon LAD」は、リソグラフィの影響がよりクリティカルになる、45nm/32nmといったプロセスをターゲットに、専用ハードウェアで高速にOPC処理を実行する。

Brionは、昨年からサードパーティ製レイアウト系ツールとのインテグレーションに取り組んでおり、既にケイデンス、マグマ、TOOLの製品とのインタフェースを備えている。

尚、世界半導体上位20社では、同社の製品を導入してないところの方が少ないという事で、誰もが認めるようにDFMにおける同社の基盤は盤石なものとなっている。

ブースでは、スマートボール風のゲーム台が置かれていた。

※「Tachyon LAD」に関する詳細は、ブライオンテクノロジーズ株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.brion.com

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2007.06.09 )