米Apache Design Solutions、3D解析ツールの米Optimal社を買収>>パッケージ領域におけるソリューションを強化
2007年10月29日、パワー・インテグリティ解析をはじめとした各種解析ソリューションを手掛ける、米Apache Design Solutions社は、3D解析ツールを手掛ける米Optimal Corporationの買収を発表した。
プレスリリース:
http://www.apache-da.com/apache-da/Home/NewsandEvents/PressReleases/10.29.07.html(英文)
Optimalは、PCB/SiP/ICパッケージの3D解析ツールを手掛けるベンダで、熱解析、電磁界解析、パワー解析、シグナルインティグリティ解析など、幅広いツールラインナップを提供。ワールドワイドで60社以上のアクティブな顧客を持ち、同社の解析ツールは4年前からTSMCのリファレンスフローにもされている。
Apacheは、ダイナミック・パワー解析ツール「RedHawk」の成功を背景に、今年新たにチップとパッケージの協調設計ツール「Sentinel」を発表。その解析ソリューションをパッケージ領域まで拡大しており、今回のOptimal社の買収によりそのソリューションを更に強化。両社製品・技術の統合により、パワー解析ソリューションにおける様々な相乗効果が期待できるという。
尚、10月25日付けの別の発表によると、Apacheは四半期ベースで19期連続の売上増を達成。つい先日も「RedHawk」が東芝に標準採用されたばかりで、ワールドワイドでツールの販売が好調を維持しているという。
※アパッチデザインソリューションズ株式会社
http://prizma.jp/apache/aboutus.html
※米Optimal Corporation
http://www.optimalcorp.com
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2007.10.29
)