米Synforaの動作合成が生成するSystemC TLMモデルがコーウェア環境で利用可能に
2008年1月16日、C言語からの動作合成ツールを手掛ける米Synfora社は、同社製品「PICO Express」と米コーウェア社のESLソリューションのインテグレーションを発表した。
プレスリリース:http://www.synfora.com/news/press/011608.html(英文)
Synforaの「PICO Express」は、アンタイムドなC言語記述を入力とした動作合成ツールで、特定のアーキテクチャに限定された合成可能なRTLの他に、SystemC TLMモデル(transaction-level model)も生成する事ができる。
今回発表されたインテグレーションは、「PICO Express」の生成するSystemC TLMモデルがプラグランドプレイでコーウェアの「Platform Architect」上で利用可能になったというもので、「PICO Express」が有れば、「Platform Architect」で仮想ハードウェア環境を構築する際に発生するSystemCモデルのコーディング作業を削減できるようになる。
Synforaによると、今回の対応は顧客ニーズに基づいたもので、以前から「PICO Express」の生成するSystemCモデルをコーウェアのESL環境や他のSystemCモデルと合わせて利用したいというリクエストがあったという。
※「PICO Express」に関する詳細は、国内販売代理店セラスター株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.selastar.co.jp
※「Platform Architect」に関する詳細は、コーウェア株式会社にお問い合わせ下さい。http://www.coware.co.jp
※Synfora社
http://www.synfora.com
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2008.01.17
)