米Aldec、STARC設計ルール準拠のLintツール「ALINT」をバージョンアップ>>ワールドワイドでの販売を開始

2008年3月3日、論理シミュレータ他、各種ASIC/FPGA設計ツールを手掛ける米Aldec社は、STARC の「RTL 設計スタイルガイド VerilogHDL 編 第2版」に基づいた Lintチェッカ「ALINT」の最新バージョン2008.02をリリースし、ワールドワイド向けに販売を開始したことを発表した。

プレスリリース:https://www.eda-express.com/edalibrary/files/1204522036.pdf

アルデックによると「ALINT」は、今回のバージョンアップで新たに28のLintチェック項目と、2つのLintチェック結果を比較する機能等が追加され、更にそのパフォーマンスをアップ。RTLコードの品質を向上するツールとして、これまでの日本市場での販売実績と60を超える評価実績に基づきワールドワイド市場への提供を開始したとしている。

尚、「ALINT」には、STARCガイドライン準拠のLintチェック機能の他に、エラー項目のデータベース化及びデータ比較機能や指定したモジュールをチェック対象から除外するブラックボックス機能など、Lintチェックを行う上で役立つ複数の機能が装備されている。

※アルデック・ジャパン株式会社
http://www.aldec.co.jp

※STARC:株式会社半導体理工学研究センター
http://www.starc.jp

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2008.03.03 )