次世代配置配線のATopTech、2008年は売上2.5倍、テープアウト数8倍の好結果
2009年1月27日、次世代配置配線ツール「Aprisa」を手掛けるATopTechは、同社の2008年の実績を発表した。
発表によると同社の2008年売り上げ実績は前年比250%を達成。顧客によるテープアウト数は前年比8倍に増加した。これらの実績は同社の新たな顧客8社からのオーダーによるもので、これまでの発表からするとその中にはBroadcom、シャープ、リコーらが含まれていると思われる。
尚、テープアウト実績の中には、同社初となる40nmデザインの成功も含まれており、2009年第1四半期に更に幾つかの40nmデザインのテープアウトを予定しているとの事。
配置配線ツール「Aprisa」は、処理速度の速さ、少メモリ、マルチスレッド化とマルチコア化の両方に対応したMCMM機能、容易な階層設計対応などが特徴。旧Avant!社R&Dチームが開発したツールでレイアウトツール分野に新風を巻き起こしている。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2009.01.28
)