世界EDA市場、2026年Q1は前年比12.7%増の57億4,780万ドルで過去最高を記録
2026年7月13日、米ESD Allianceは、2026年度第1四半期(1月-3月)の世界EDA売上報告を発表した。
ESD Allianceの発表によると2026年Q4(1月-3月)の世界のEDA売上総額は、前年比約12.7%増、前Q4比約5.1%増の57億4,780万ドルだった。
この売上高は四半期売上記録として過去最高。四半期売上が前年実績を上回るのはこれで28四半期連続となる。
市場全体の勢いを示す4四半期移動平均も前年同期比10.3%増となり、AIや先端半導体開発を背景とした旺盛な設計投資が継続していることを示している。

2026年Q1時点でのEDA業界の従業員数は前年比12.6%増の72,554人でQ4よりも1.4%増加した。
2026年Q1のEDA売上をカテゴリ別に見ると、PCB and MCMを除く全ての分野で売上増となった。最も売上を伸ばしたのはCAE分野で前年比約15%増の過去最高を達成。SIP(半導体IP)分野の売上も過去最高だった。
2026年Q1のEDA売上を地域別に見ると、Q4と同じく日本市場以外は好調を維持。アジアその他地域は17.7%増、欧州・中東・アフリカは17.6%増と共に高い伸びを記録した。
日本市場は円安進行の影響もあり前年比9.9%減。2025年Q1以降、日本市場は4四半期連続で売上減となっている。
20256年Q1の分野別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■CAE分野 20億1,840万ドル +15.5%
■IC Physical Design & Verification分野 7億5,130万ドル +8.3%
■SIP(半導体IP)分野 23億3,250万ドル +14.1%
■サービス分野 2億2,640万ドル +6.5%
■PCB/MCM分野 4億1,920万ドル -4.8%

2026年Q1の地域別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■北米 24億3,3800万ドル +10.2%
■欧州・中東・アフリカ 7億6,640万ドル +17.6%
■日本 2億8,310万ドル -9.9%
■アジアその他地域 22億6,440万ドル +17.7%


= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2026.07.15
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