2026年3月の世界半導体市場は前年比79.2%増の995億2,000万ドルで過去最高
2026年5月4日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2026年3月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると、2026年3月の世界半導体売上高は995億2,000万ドルとなり、前年同月比79.2%増、前月比11.5%増を記録した。単月売上としては過去最高であり、これで11カ月連続の記録更新となる。
売上が前年同月実績を上回るのは2023年11月以降、29カ月連続。さらに、前年同期比の伸び率は23カ月連続で17%以上を維持しており、市場の力強い拡大が続いている。
四半期ベースで見ると、2026年第1四半期(1~3月)の売上高は2,985億ドルとなり、前四半期(2025年第4四半期)比で25%増と大幅な伸びを示した。AI関連需要の拡大が引き続き市場をけん引しており、2026年の年間売上が1兆ドルを突破する可能性は極めて高いとみられる。

地域別では、アジア(その他地域)が最も高い成長率を示し、前年同月比108.5%増と倍増を記録した。一方、これまで低調だった日本市場は前年同月比7.4%増と、10カ月ぶりにプラスへ転じた。ただし、他地域の急成長と比較すると、その回復ペースにはなお開きがある。
なお、日本市場の2026年3月売上高を円ベースで換算すると、前月比9.8%増、前年同月比14.2%増の約5,850億円となる。為替レートは前年と比べて9円以上の差があり、円安の進行が円ベースでの売上増加を押し上げた側面も大きい。


= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2026.05.11
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