元Appleの伝説的なエンジニア達が「NUVACORE」を設立、AI向けの新たな基盤CPUを開発

2026年4月16日、新たな半導体ベンダ「NUVACORE」の設立が明らかになった。

NUVACORE社ホームページ

NUVACOREは、Appleの「Aシリーズ(A7 CycloneからA14 Firestormまで)」や「M1チップ」の成功を導き、その後NuviaやQualcommでCPU開発の中心を担っていた、Gerard Williams III 、John Bruno 、Ram Srinivasan によって設立された半導体スタートアップ。同社は著名なベンチャー・キャピタルSequoia Capital の支援を受けて半導体設計の革新を目指している。

詳細な情報は明らかにされていないが、伝説的なエンジニアたちが率いる同社は、既存のアーキテクチャの限界を超えた、AIや自律型コンピューティングに特化した汎用CPUコアを開発している。彼らの目標は、従来型プロセッサが直面している電力効率と処理能力のトレードオフを解消し、最高水準のパフォーマンスを実現することで、同社はシリコン設計のルールを再定義するとしている。

具体的には、長時間連続で回り続けるAI処理やエージェント型AIのようなワークロードを考慮した、常時高負荷の処理に最適化した新しい汎用CPUコアをスクラッチから設計するようで、データセンター向けに面積効率もかなり意識しているようだ。

注目の半導体スタートアップNUVACOREは、従来の延長ではない新しい汎用CPUコアをゼロから設計することで、シリコン設計の新たな方向性を示そうとしている。今後は、その構想を実製品としてどこまで具現化できるかが最大の見どころとなる。

NUVACORE

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2026.04.17 )