Cadence売上報告、2025会計年度は52億9,700万ドルで過去最高、受注残は78億ドル

2026年2月17日、Cadenceは2025会計年度第4四半期(2025年10〜12月)の業績を発表した。

プレスリリース

発表によると、2025年Q4の売上高は前年比約6.2%増、前期(Q3)比約7.5%増の14億4,000万ドル。営業利益は前年比約14%増の3億8,913万ドルだった(いずれもGAAP基準)。

このQ4実績は市場予想を上回り、同社の四半期売上高として過去最高を更新。売上高が前年同期を上回るのは6四半期連続となった。

2025会計年度通期の売上高は前年比約14%増の52億9,700万ドルで過去最高を更新。営業利益は前年比約10.5%増の14億9,204万ドルだった(GAAP基準)。

また、年度末時点の受注残(backlog)は過去最高となる78億ドルに達し、2026会計年度は順調なスタートを切ったとしている。今後12カ月に計上予定の収益は、すでに38億ドル規模に達する見通しだという。

Cadenceは2026会計年度の通期売上高見通しとして、前年比約11%増となる59〜60億ドルを提示した。

Q4の事業ハイライトでは、AIを前面に打ち出した「Cadence.ai」ポートフォリオの勢いに言及。チップ設計・検証向けの“エージェント型AI”として「ChipStack」を投入し、設計収束の高速化と生産性向上を訴求した。加えて、2025年はCore EDAの成長に加え、Palladium/Protiumなどハードウェア領域でも新規顧客の獲得が進展し、AI・ハイパースケール由来の需要が強いとの見方を示した。

CadenceはQ4期間中、以下の発表も行っている。

SecureICの買収完了
ChipStackの買収
10種類の新規検証IPを追加
設計/検証サービスを手がけるVerifore社を買収

Cadence株価推移
日本ケイデンス・デザイン・システムズ社

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2026.02.26 NEW